日本国宝展・鈴木航伊知展
暦通り冷たい雨の降りしきる霜降(そうこう)の日、東京国立博物館平成館の「日本国宝展」に出かけた。晴天ならばこんな大展覧会、大変な雑踏、と踏んだからだが思惑成功!...
View Article遅ればせながら2015年明けましておめでとうございます
2015年用賀状がやっと出来上がってきた。 去年の11月11日に私が交通事故で1カ月入院。退院後も車イスと松葉杖で療養。また夫もその間私の介護と家事一切を担当。そうそう「ギャラリー鶴舞窯秋展」も開催中でその接客もあった。 というので作陶の暇もなく毎年賀状用に撮影する最新作を焼成したのが暮れの25~26日。窯出しは押しつまった29日。...
View Articleわたしにもようやく春が…
半月ぶりの千葉労災病院整形外科定期受診。松葉杖1本歩行でいつものレントゲン撮影と血液検査に加えてCT撮影。秋本浩二先生の診察を待つ。 いよいよだ。いつものように私の足首部分のレントゲン写真がPC画面に。刀の刃みたいにひときわ光っているのがスネや甲に装着された金属製の支柱(?)や数本のワイヤ。我が足はこんなにも沢山の人工物に支えられているのか、と術後3カ月近くも経って改めて感慨。...
View Article「ドン・ロドリゴと家康」第1回講演報告
昨日2月19日(木)市原市南総公民館視聴覚室で岸本静江(かく言う私です)講演会、題して「ドン・ロドリゴと家康」第1回を行いました。 まだ松葉杖にすがっての、我ながら情ない姿での講演でしたが(でも昨年12月25日の志津公民館講演での車イス姿より少しはマシ?)、お陰様で1時間半の長丁場なのに、40名もの受講者が熱心にメモを取るなど、拙い話を聞いて下さって感激でした。...
View Article「ロドリゴの足跡を訪ねる」~御宿・大多喜バス見学旅行
市原市牛久の南総公民館で2月19日、3月5日と2回に亘って行った私の講演「ロドリゴと家康」の総仕上げ。受講者30人と一緒に3月19日(木)御宿・大多喜バス見学旅行に行って参りましたぁ。 まずロドリゴ漂着地の御宿町岩和田の田尻海岸。そこで御宿町国際交流協会会長・御宿アミーゴ会幹事の土屋武彌氏が出迎えてくださる。御宿を日本・メキシコ交流の一大発信地にするべく奮闘されている方だ。...
View Article鶴舞の偉人伝(1)春日井梅鶯・大観堂雲涯
私の住む鶴舞の町、幕末から明治にかけて創立された、という町史は新しいのに結構偉人・著名人が輩出。内何人かはもう我がブログで紹介したけれど、それまで自分の不明ゆえその存在すら知らなかった人々や名のみ有名でも細かい経歴がわからなかった人々も多かった。それが昨今少しずつ解明してきたので、順次我が座右の鶴舞関係人名簿を増やしてみたい。...
View Articleギャラリー鶴舞窯「島田正治墨画展」いよいよオープン
春のギャラリー鶴舞窯「島田正治墨画展」、今週4月18日(土)いよいよオープンです。サブタイトル「~墨でメキシコを描き尽くす~」とあるように、墨画家島田正治画伯の渾身の作品展。...
View Articleギャラリー鶴舞窯「島田正治墨画展」終了
あっという間に1カ月の会期も終わりお陰様で5月17日(日)ギャラリー鶴舞窯「島田正治墨画展」終了。大勢のお客様にお出でいただき楽しい有意義な展覧会ができました。 (落ち着いた和室でじっくり鑑賞していただいた)...
View Article「槇文学選集Ⅳ」発刊
私が所属する文学同人会「槇の会」は年1冊同人誌「槇」を発刊する。今年秋の発刊で38号になる。38年続いた勘定だ。10号、20号、30号、と10号毎の節目に「選集」を出す。10年間に発表した作品中から、これは、と思う作品を各自1編選んで選集に掲載するのだ。これまでに選集は3冊、次回4号は40号出版がけじめになるが、今回は2年早めて「Ⅳ」を発刊することにした。...
View Article鶴舞を舞台にした推理小説「夏回帰線」
こんな小説があるなんてこれまで知らなかった。我が町鶴舞を舞台にした推理小説、「夏回帰線」だ。貸して下さったのは鶴舞在住の郷土史家大岩裕幸氏。 表紙の帯に曰く「静かな城下町、千葉県鶴舞の地中から白骨死体が発見された。父を想う子と深い眠りから呼び覚まされた男と女。揺れ動く運命の糸と戻ってはならない過去が連続殺人を引き起こしたのか?」...
View Article我が家にメキシコから学生たちがやって来た!(Han venido a nuestro taller estudiantes mexicanos)
7月23日(木)御宿にサマースクールで滞在している10名のメキシコ人学生達が焼き物の絵付け体験にやって来た。彼らは御宿国際交流会・御宿=メキシコアミーゴ会の主催「御宿における日本メキシコ学生交流プログラム2015(第2回)」の参加者として首都メキシコ市、プエブラ市、モンテレイ市、ユカタン半島のメリダ市、グアダラハラ市、アグァスカリエンテ市、オリサバ市などメキシコ全土の大学生、高校生で、7月11日(土...
View Article我が家にメキシコ人学生がやって来た(2)
7月23日にウチの陶房で絵付け体験をした10人のメキシコ人学生の作品を、夫、連日の猛暑をものともせず、翌日は釉薬掛け、25,26日と2日間かけて焼成。その苦労が実ったか全品素敵な作品に仕上がった。並べてみると、絵付けをする時のそれぞれの真剣な顔つきを思い出し、出来上がった自作を見て喜ぶ顔も見たくってすぐにも手渡してやりたくなる。 (カルロス作) (エリック作)...
View Article地磁気逆転地層を見に行った
昔学校で「地球の磁気は北極がN極、南極がS極」と教わり、これは地球創成以来ず~っと変わらない、と思ってきた。 ところがこれが実は時期によって逆転するのだという。すなわち北極がS極、南極がN極だった時期が1度ならず何百回もあって、その中間、N~Sへ、S~Nへ転換途中の時期もあるのだそうだ。...
View Article奈良家族旅行(その1)
8月20~23日奈良へ久し振りに一族総出の旅敢行。子供達が結婚する前はよく出かけたものだが、それぞれ家族持ちになると、スケジュールが合わず、今回の旅は20年振り位。 初日20日(木)は各家族それぞれのスケジュール。長女一家は京都散策。次女一家は甲賀の「忍者屋敷」、長男一家は自転車で興福寺周辺と奈良町散策。...
View Articleギャラリー鶴舞窯「常泉清展」いよいよオープン
「ウチのおじいちゃんの作品展やってくださ~い」 夫の教え子でラテンミュージック歌手・ピアニストのナタリーさん(本名 葉子さん)から電話があった。「おじいちゃん」とは直系のおじいちゃんではないけれど一族の最長老、常泉清さんのこと。1915年1月1日生まれの丁度100歳!...
View Articleギャラリー鶴舞窯「常泉清展」終わる
10月10日より開幕したギャラリー鶴舞窯秋展の「常泉清展」、お蔭さまで10月31日(土)大盛況のうちに閉幕いたしました。会場にお出で下さった方々は220人を越し、用意したお土産も臨時追加する有様でした。...
View Articleあゝ、遠山先生
文学の先達であり、人生の師でもあった遠山あき先生が去る10月28日亡くなった。同月24日に98歳になられたばかりだった。 (南総公民館ロビーで。「槇」同人と。遠山先生は前列左から2人目) 亡くなられた、の報に駆けつけた介護施設のベッドで拝見した先生のお顔はまだほんのりと薄紅色で、温かささえ感じられ、今にも目を開きそうな様子だった。...
View Article3つの美術展を堪能した
11月も終わりに近づきようやく予定のスケジュールをこなしたので、かねて見たいと思っていた美術展のハシゴを3日間かけて敢行した。 初日は六本木ヒルズ森タワー「森美術館」の「村上隆の五百羅漢図展」。会場に一歩入ってまずそのド迫力に圧倒される。色彩の乱舞、高さ3,02m全長100m(!)という巨大な画面、金銀きらめく彫刻群。こんな作品これまでにあっただろうか? インスタレーション作品は別として。...
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